プリザーブドフラワーの具体的な作り方
プリザーブドフラワーをフォームに挿す
ワイヤリングとテーピングが終わった花材は、 生の花と同じように器に挿すことが出来る状態です。 器にフォームをセットしたら好みの形にアレンジしてください。
アレンジの形は基本的には普通のフラワーアレンジメントと同じです。
しかし、もともと茎のないプリザーブドフラワーの場合はワイヤリングした部分が茎の代わりですので、 生の花のように茎の美しさを強調させた使い方には向かないと思います。
ドーム型
全体に丸いイメージのドーム型のアレンジが基本になるでしょう。
器の中心から前後左右に同じ長さで等間隔に挿すことを基本にするのがドーム型のアレンジメントの作り方です。
三角形
輪郭が三角形になるアレンジメントをトライアンギュラーとかコーンなどといいます。
作り方はドーム型の応用です。 器に対して三角形の輪郭を思い描いた所に花材を配置していきます。
三角形の一番高い位置と底辺の両端を最初に決めてしまうのがポイントです。
三ヶ月型やL型
三角形の応用で作れるのが三ヶ月の形やL型のアレンジメントです。
作り方は、三角形同様最初に幾つかの点を決めてしまうことです。 後は、その点と点の間を花材で埋めていけば完成です。
フォームに挿す作り方の動画を紹介します。動画で見ると当然分かりやすいです。参考にしてください。
プリザーブドフラワーを直接接着する
生花と違って水を必要としないプリザーブドフラワーは、花材を直接接着剤で固定させることができます。
これがプリザーブドフラワーの大きな特徴で、アレンジの幅を広げてくれます。
この場合は、ワイヤリングの必要もなくグルーガンなどの接着剤でリースベースなどに直接くっつけてしまいます。
何度もやり直していると花材が痛んでしまいますので、接着剤を使う前に仮置きして配置を決めておくことが大切です。
リース作りの動画をご覧下さい。直接ベースに接着するイメージが理解出来るかと思います。
プリザーブドフラワーを直接束ねる
もう一つの作り方が花束やブーケを作る際に直接手で束ねてしまう方法です。
この場合は、長めにワイヤリングした部分を茎に見立てて本物の花を束ねるように作っていきます。
生花の場合はスパイラルの技法(茎をラセン状に束ねる方法)を使って束ねないとボリューム感も出ないし上手に花材を配置できません。
しかし、ワイヤリングした茎はフローラルテープの粘着力のお陰で束ねやすいですし、 ワイヤーを曲げることでボリューム感や花材の配置もし易いというメリットがあります。
プリザーブドフラワーのブーケの作り方の動画をご覧ください。
プリザーブドフラワーについて、もっと詳しく学びたければDVD講座も参考になります。
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