プリザーブドフラワーの手作りの基本
ワイヤリング
プリザーブドフラワーには普通、茎が付いていません。
そのためアレンジする場合は茎の代わりになるものをワイヤーを使って作ります。 このことをワイヤリングといいます。
ワイヤリングの方法には、何種類か基本の方法があります。
通常は、以下に説明する4種類くらいを覚えておけばいいでしょう。
ピアスメソード
ワイヤーを、軸に対して直角に挿してから、2つ折にする方法です。
バラやカーネーションなどの子房が丈夫な花で、比較的重さの軽めの花材に使用します。
クロスメソード
ダブルピアスメソードとも言います。 ピアスメソードを90度ずらしてダブルで施す方法です。
大きめな花材や、ピアスメソーどでは強度が弱いと感じる時に使います。
ツイスティングメソード
小花や小枝などをワイヤーに巻き付けてまとめる方法です。
この方法である程度のボリュームにしておくと、アレンジする時に便利です。
ヘアピンメソード
ワイヤーを「ヘアピン状」にして葉や花弁に挿し通します。
幅の広い葉やローズメリアを作る時花びらのワイヤリングに使います。
テーピング
ワイヤリングを施したままでは金属のワイヤーが丸見えです。
植物の茎を模したワイヤーですから綺麗に仕上げる必要があります。
色の付いた「フローラルテープ」でワイヤーを隠すことを「テーピング」と言います。
フローラルテープは、引き伸しながら巻き付けていくと粘着力が増して、しっかり巻く事が出来ます。
ワイヤリング、テーピングの解説動画
ワイヤリングやテーピングの方法を動画で解説したものを紹介します。
動画で見れば、そんなに難しいことではないことが理解できるかと思います。参考にしてください。
プリザーブドフラワーについて、もっと詳しく学びたければDVD講座も参考になります。
次の記事⇒ プリザーブドフラワーの具体的な作り方